こんにちは!60回目の投稿になります!
今回は医療的ケア児、障害者の外見に関する記事にしたいと思います!
私が経験してきたことから障害者に対する差別的な対応を少しでも減らせればと思い、今回の投稿となりました(^^)/
以下の3点について悩みを抱えている方向けに参考となれば幸いです(^^)/
1.家族の誰かが障害を持っており、外見に特徴がある方
2.障害のあるお子さんの外見に特徴があり、外出するのにどうしても周りの目が気になってしまう方
3.どうやって準備しても他人の目が気になりストレスを感じる方、対処方法がわからない方
外見に特徴があったり、医療的ケアが必要等、障害を抱えるご家族にとって家族全員でお出かけするのは本当に大変なことなのです(;^_^A
私が正にその立場なのでその気持ち、本当によくわかります😢
せっかく頑張って外出準備をしてきたのに何で見ず知らずの他人からジロジロ見られないといけないの?
何で自分ばっかりこんな気苦労しなければならないんだ・・・!!
子供は何も悪くないのに何でこのような嫌な気持ちにならなければいけないのか!!
といった状況になられる方・・・ご自身やご家族が障害を抱えられている方、実は結構いらっしゃると思います。
他人の目を気にするな!!という考え方もありますが、実際はジロジロ見られるとやっぱり気になってしまいますね(-_-;)
悲しみや怒りの感情が湧いてくるのですが誰にぶつけて良いのかもわかりません・・
これもまた、本当によくわかります。
そこで今回の記事を読むことで、以下のことがわかるようになるかと思います!
少しでもお役にたてれば嬉しく思います!障害とは無縁の方々も是非参考にして頂ければ嬉しいです(^^)/
※あくまで私の経験に基づいた考えですので、病気やお住いの環境状況によっては参考にならないかもしれません。予めご注意ください。
外出時にジロジロ見てくる人がいても冷静に対処できる
外出時のストレスを減らす考え方がわかる
ジロジロ見てくるのが小さいお子さんの場合、必要ならば声を出して伝えてあげる
上記に記載した話、そんな簡単に解決できるものではないかと思います。
私の考えは必ずしも全て正解とは思ってはおりませんが、
医療的ケア児を約8年育ててきた経験もありますので具体例も示しながら参考として頂ければ幸いです(^^)/
私の場合、ジロジロ見てくる人を
「悪意のある人」、「悪意の無い人」、「よくわからない人」
という分類で判断するようにしています。
実際のところジロジロ見てくるのは大人の方ではなく、ほとんどが小学生以下くらいのお子さんばかりです。
大人の方は大体察して素通りする方が多いのであまり気にする必要はありません。
一方、子供においては「子供相手に気にするな」
と思う方もいるかもしれませんが、見られているのが我が子(家族)なので結構深刻な悩みなのです(-_-;)
目次
1.【悪意のある人】の特徴、対処方法 2.【悪意のない人】の特徴、対処方法 3.よくわからない人への対処方法
1.【悪意のある人】の特徴
このパターンの人は幼稚園(保育園)の年長さん~小学生くらいのお子さんに多い気がします。
一度すれ違って「あれ?」みたいな顔をした後、気になって私らの後を付いてくる子がいます。
何度も見返して「変な顔」とか「パパ(ママ)見て!あの子顔が変だよ」という子供がたまにいますね(-_-;)。
しかもあろうことか、私たちの近くで発言するので丸聞こえです・・・
私の立場からしたら「何が変や!?このクソガキが!お前の方がよっぽど変な顔しとるわ!」
と言いたくなることが何度もありました(笑)・・・言葉が悪くてすみません・・・
いくら子供とはいえ、明らかに配慮が足りない発言ですよね。
残念ながらこのように恐ろしいほど残酷な言葉をかけてくるお子さんが意外と多いのが事実です・・・
無邪気な幼児では多少は大目に見たいですが、何度も繰り返されると言われる親としては腹が立って仕方がありません!
近くに親御さんがいる場合はフォローしてもらうことも多いですが、親がガン無視の場合、私はオブラートに包みつつ
「この子は病気なの!!変な顔ではないよ!」
と親御さんに敢えて聞こえるように教えています。このパターンは限りなく珍しい状況ではありますが・・・
もう少し良い対処方法もあるのかもしれませんが、
やはりその「ひどい発言」をしたお子さんにわからせることが大切かと思います(^^)/
自分も同じように「変な顔」と言われて嬉しいですか?悲しいですか?
止めて欲しいと思うなら、
それは発言してはならない言葉だということを「しつけやマナー」として教えていけば良いのではと思います。
いくら子供とはいえ、誹謗中傷的な行動は立派な悪意ある行為です。親のしつけの問題でもあるかと思います。
一つほっこりした事例を紹介します。
長女と歩行のリハビリも兼ねて公園の遊具で遊んでいた時のことです。
近くにいた男の子が長女をじっと見てきて
「変な顔!!」と言ってきました。私は次言ってきたら「違うよ!!」と言おうかと身構えていたところ、
相手の母親がすぐに気づいて
「○○君、何言ってるの?こっち来なさい!何でそんなひどいこと言うの!!」
と男の子を𠮟って頂きました。
そして「ひどいこと言ってすみません!!」
と母親が謝罪に来てくれたのです。長女が生まれてから8年間で初めての経験でした。
男の子は叱られて泣いていたので、「いえいえ大丈夫ですよ」と軽く言いましたが、
内心は大変嬉しく立派な親御さんもいるのだなと感心しました(^^)/
私は親としてはまだまだ未熟ですが、仮に自分の次女や長男(健常児)が同じような態度や発言をしたら
同じように叱っていきたいと思います。長女が障害児なので、他の二人はそんなひどいことは言わないと信じたいですが(;^_^A
2.【悪意のない人】の特徴
このタイプの方(お子さん)は初めてのものを見るような無邪気な目線で見てきます。
しかもすれ違った後も追いかけてくるか、じーと見てきます。
何か列のようなものに並んでいる時はとにかく目線を強く感じます・・・
正直言うと見られる側はやはり辛いです。下手に怒れないので慣れないうちは地獄だなと思ったことが何度かありました(笑)
これらのお子さんは普段の生活の中で障害者と関わることが無い、見慣れていないことが要因だと思っています。
あとは親御さんのしつけや教育の問題もあるかと思いますね。
見慣れている子、理解のある子は普通に接してきますから。
こういった障害者に理解のあるお子さんもいることをご理解いただければと思います。
また、私自身の話ですが、保育園時代にたまたま知的障害者と過ごす機会が多く、
当初は「変な顔、態度だなー」と思ったことはあったかもしれませんが、
外見に特徴のある障害者を「変な顔」といった目線で見ることは無かったですね。
「色んな見た目の人がいるんだな」と無意識に頭の中に植え付けられているのだと思います。
手足が無い人、車いすに乗っている人、たま奇声を上げる人、顔などの外見に特徴がある人等、様々な人がいますが自分
も含めて「みんなそれぞれ違う人」なので、
その辺の教育や経験を受けているかいないかの違いで変わってくるかと思います。
3.よくわからない人への対処方法
上記2パターンを紹介しましたが、どっちかわからない!!という場合はもう無視するしかないと思います(-_-;)
ちょっと必要以上にご家族の方に声をかけたりすることで気を紛らわしてみてください。
通り過ぎたら見られなくなるので気にならなくなると思います!
いかがでしたでしょうか?
赤の他人なので一方的にジロジロ見てくる人、大変失礼だとは思いますが、
相手が子供というパターンが多いため、決して嫌がらせのつもりでもない人も多いこと。
是非認識頂ければと思います!
健常者しかいないご家族の方も障害者、医療的ケア児のような方についての教育、フォローする機会を設けて頂くようになればストレスが減らせるものかと思います!
場合によっては障害者との交流機会を増やすことで互いのことを知る良い機会とできるかもしれません。
長女の支援学校では年2回近隣の小学校への訪問する「支援籍学習」という仕組みがありますが、
まだまだ認知度や健常児と関わる機会が少ないなーと感じています。
それでは今日はこの辺で!
写真は近所の水族館にて。暑い日々が続くので屋内の娯楽施設は有難いですね(^^)/
子供らは楽しそうでした♪